精神の活性化に、旅行は有効な方法だと私は考えます。理由は5つあります。1つ目は、日常の生活から離れて、非日常を味わえることです。2つ目は、一期一会の出会いに恵まれることが多く、人の温かみを感じる機会を得られることです。3つ目は、地方や地域、国による文化や習慣の違いに触れることで、世界の広さや歴史を感じられることです。4つ目は、美味しいものを食べるなどの喜びや、観光などで体を動かしよく眠れることで、
全日程フリーツアーで格安に自由旅行... の続きを読む
1961年(昭36)10月の白紙ダイヤ改正で全国の主要幹線にディーゼル特急が走るようになり特急時代の幕が切って落とされたが、東京〜九州間の夜行特急はその一翼を担って夜の鉄路を駆け続けた。高度成長も軌道にのり、時代は大きく変わろうとしていた。スキー人口が100万人を突破するなどレジャーブームが到来、国内航空旅客も年間100万人を超えた。1963年には観光渡航が自由化され、日本人の目は海外にも向き始め
楽しい夜行列車の旅到来... の続きを読む
本節では、日本企業による海外でのホテル事業の展開について概観しておこう。日本の企業で最も早く海外でホテル事業に着手したのは国際興業である。同社は、昭和三十八年に米国ハワイ州オアフ島ホノルルのワイキキ海岸にあるプリンセスカイウラニホテルとモアナホテルを買収したのを皮切りに、その後、サーフライダー(ワイキキ、四十四年)、シェラトンタウンハウス(ロサンゼルス、四十七年)、シェラトンパレス(サンフランシス
海外でのホテル事業に先鞭をつけた国際興業... の続きを読む
問題点の多くは、他宿泊施設に対する旅館の競争力低下に起因している。都市部におけるビジネスホテルの進出、観光地におけるペンションその他新しい宿泊施設、公的宿泊施設の成長は、これら施設に対して旅館の競争力が概して劣っていることを示している。ちなみに厚生省の調査によると、利用客の減少を訴えている旅館は全体の六割近くにものぼり、他の宿泊施設を大きく引き離している。旅館の競争力低下を考える場合、価格競争力、
旅館は競争力低下が最大の問題点... の続きを読む
私は、自分の立場をはっきりさせておきたい。私は、この湯の集中管理には反対である。もちろんこれとて、悪ということはできない。誰のための保護かという問題を別にすれば、温泉資源の保護も大切なことだろう。しかし私たち温泉を研究するものにとって、「同じ温泉は、世界に二つとない」ということは常識である。同じ温泉地にあっても泉源が違えば、それは別のものと考えるのだ。かの香川修徳も、泉質の違いが効能の違いとなるこ
同じ温泉は、世界に二つとない... の続きを読む
地方自治体や都市部に続々と誕生した新興温泉の大半は湯量が少ないため、または得られる湯量より大きな風呂や露天風呂をつくったため、本来の温泉で湯船を満たすのに半日も、施設によっては一日もかかってしまいます。また湯船に湯を張ったあとも、湯口から新たに注ぐ量が少ないため、多くの人びとが入浴すると湯がたちまち汚れてしまいます。そこで登場してきたのが、「循環風呂」です。これも私の造語ですが、一時流行した一般家
湯をろ過しボイラーで加熱後ふたたび湯船に戻す「循環... の続きを読む
スタイル掲示の左半分が「温泉の成分」、右半分が「禁忌症および入浴または飲用上の注意」にあたる欄と分かれているものが多い。「温泉の成分」欄に、温泉に含まれる各成分および分量が温泉分析書から転記される(表組みになっていることが多い)点が、掲示証とは決定的に違う。ほかにも、ペーハー値など記載事項が増えているのが特徴だ。さらに「禁忌症および入浴または飲用上の注意」事項もほとんどがきちんと記載されている。療
温泉分析書に近い「掲示証」... の続きを読む
2005年12月にオープンしたマンダリンオリエンタル東京のクリスチャンーハッシング総支配人は、進出した東京のマーケットをこう分析する。「2003年時点で、日本を訪れる外国人観光客は約520万人、2004年には約610万人と高い伸びを示している。2007年にそれを受け入れるのは、3つ星ホテルが22ホテル、1万2740室。4つ星ホテルが24ホテル、1万4537室。5つ星ホテルが6ホテル、1170室にな
東京のマーケットの分析... の続きを読む
車内は団体客もいて、ほぼ満員だ。かろうじて指定席が取れたという状況だから、進行方向窓側の席ではない。通路側で進行方向とは逆向き。普通なら、あまり車窓風景は楽しめず、がっかりするところだが、この列車はそうでもない。展望席などのフリースペースが車内のあちこちにあるので、車内を回遊し、気分を変えて旅を楽しむことができそうだ。さっそく最後尾の展望室へ行ってみる。既に座席はすべて埋まっていたが、ゆったりした
車内を回遊できる楽しい列車... の続きを読む
大まかな自作プランまではできました。この先はより詳細な情報を得ながら飛行機やホテルの予約手配に進むことになりますが、最後まですべてを自分でこなすことは次第に重荷になってくるでしょう。第一、格安航空券は航空会社に直接予約することはできません。そこで面倒な手配を旅行会社に依頼することになります。依頼を受ける旅行会社は、これを「手配旅行」と呼びます。パッケージツアーが既製品であるのに対して、受注生産商品
「手配旅行」と「受注型企画旅行」... の続きを読む
例えば最高級ホテルにおける客室のベッド開発競争の先駆けとなったのが、ウェスティンホテル&リゾートの開発した「雲の上の寝心地」を意味する「ヘブンリーベッド(6)」である。ウェスティンが米・シモンズ社と共同開発したこのベッドは、900のクッションコイルを持つ特製ピロートップマットレスを最下層に敷き、その上に吸水性と通気性に優れたマットレスパッドを置く。そのため、素晴しくよくクッションが効き、疲れた身体
ベッド競争の立役者... の続きを読む
客室面積を武器にしたハード競争。これまで見てきた「ホテル戦争」の様々な局面を少し整理してみよう。「ホテル戦争」とはまず、外資・国内入り乱れての「ホテルブランド」間の競争である。そして、舵取り役である「総支配人(GM)」達の運営とサービスを巡る競争でもある。更に、新たにオープンした最新設備を持つ新規開業ホテルに対し、既存ホテルが約100億円近い資金を投じて、客室やレストラン、宴会場などの大リニューア
最大の「広さ」と最上の「寛ぎ」を求めて... の続きを読む
「美肌湯」として人気があるのは、旧泉質名で重曹泉。析出する主な塩類が重曹なので、そう表している。これが新泉質名では、陰イオンの主成分が炭酸水素イオンなので、〈炭酸水素塩泉〉に分類され、陽イオンの主成分がナトリウムイオンなので、泉質名は「ナトリウム−炭酸水素塩泉」と表示される。新泉質名の〈炭酸水素塩泉〉には、旧泉質名の主な泉質でいうと重曹泉のほかに、重炭酸土類泉が含まれる。新泉質名の〈塩化物泉〉には
個性がつかみやすい旧泉質名... の続きを読む
ホテルのチェーン化の手法との関連で、近年話題の会員制ホテルについても説明しよう。会員制ホテルとは、民間企業が建設・運営するホテルの一種であるが、建設資金と運営資金の一部を、会員と呼ぶ特定多数の顧客に、入会後の実際の利用に伴う費用とは別にあらかじめ負担させる点が他のホテルと異なる。会員制ホテルの仕組みは、リゾートホテルに適用される場合が多く、宿泊型会員制クラブ、会員制リゾートクラブなどの呼称もある。
建設・運営資金の一部を、会員に負担してもらう方式... の続きを読む
いま劇的に変貌しつつあるJR品川駅港南口(東口)界隈。その地区に、二〇〇三年五月、一軒のホテルが産声を上げた。大宴会場や婚礼施設を持たない、宿泊主体型と呼ばれる新しい形の都市ホテル、ストリングスホテル東京(二〇六室)である。品川駅に直結した品川イーストワンタワーの二六階に上がると、七層吹き抜けのロビーが目に飛び込んでくる。水辺が設けられ、その上にはやや丸みを帯びたガラスの橋が架かり、ガラス張りの天
品川に誕生した新しい都市ホテル、ストリングスホテル... の続きを読む
ホテルの客室には、さまざまな設備や備品が用意されているが、その揃え方によってホテルの個性やセンス、気配りの細やかさが窺えることがある。最近は、角度が自由に変えられる(これをフレキシブルヘッドと言うそうだ)読書灯を備えるホテルが出てきているのが目を引く。最新タイプの光ファイバーを使用した読書灯は、平成8(1996)年開業の帝国ホテル大阪で初めて見たと記憶するが、これ以降、LED(発光ダイオード)のタ
高級ホテルの必須アイテム... の続きを読む
東京ドームホテルと同じく1昨年に開業した名古屋マリオットアソシアホテルは、JR名古屋駅上に誕生した超高層ビル・JRセントラルタワーズの高層部分を占めるホテルだが、名古屋の人の流れを変えてしまったと言われるほどの注目を集めている。例えば、最上階52階にはラウンジがあるが、ランチブッフェやバータイムの人気が高く、120席の空間に1日600人近い人が訪れるという繁昌ぶり。名古屋の人々にとっては、手軽に非
舞台裏を支える人々... の続きを読む
トレッキングなどの山歩きで気をつけたいのが「低体温症」です。人間のからだは、体内で熱をつくりながら(熱産生)、余分な熱を体外に放出して(放熱)、熱のバランスをとり、体内の温度を三七度前後に保っています。これが一度高くなったり低くなったりすると、からだに変調が出て、二度高くなる、または低くなると、からだが正常に動かなくなります。体温が高くなる状態が「発熱」、または「熱中症」で、低くなってしまうのが「
秋口や春先の雨が体温を奪う... の続きを読む
西に虚空蔵山、東に国見岳。その間に広がる大野原高原のなだらかな裾野にまばゆいばかりの緑の茶畑が続く。大陸から伝えられた釜炒り茶の製法で知られる、五五〇年の歴史を持つ嬉野茶である。虚空蔵山を源とし、茶畑の丘を縫うように流れる嬉野川。神功皇后が三韓遠征の帰途に、白鶴が川辺で疲れた羽を癒し、元気に飛び立つ姿を見て、温泉を発見したとの伝説が残る。傷病兵たちがこの湯で癒えたことに喜ばれた皇后が、「あな、うれ
肌になめらか、美肌づくりの湯があふれる... の続きを読む
旅先の朝風呂に勝る贅沢はない。立ち上る濃い湯煙の間から差し込む春のやわらかな陽光を浴び、ブナの湯船に浸りながらまどろんでいたら、一瞬、体が浮き上がったような気がした。お湯は澄んでいて、底に敷き詰められた風呂板がはっきりと見えた。板の間から、お湯が湧き上がってくるのである。それは「湯玉」というにふさわしい形状で、ふつふつと湧き上がってくるのであった。蔦温泉ほど木立の中で優雅にたたずむ一軒宿は知らない
極上湯が湯船の底から湧き上がる一軒宿... の続きを読む
あなたが周りの雰囲気をゆっくり楽しんだころ、ソムリエがワインリストを持ってくる。東京にあるワインが有名なあるホテルで、期待していったにもかかわらず、グラスワインの品ぞろえがお印程度でしかなく、がっかりした、という話を聞いた。ボトル中心だと、カップルでは飲みきれない。少人数のゲストのためにもグラスワインにも配慮がほしいところだ。さて、アペリティフが決まったら、ウエーターがメニューを持って来る。女性に
自分好みのメニューを決める楽しみ... の続きを読む
ふつう洗い場の床にではなく窓辺の縁からあふれていることが多い。そのこぼれた湯も再利用しているのである。それどころか石けんやシャンプーを使った洗い場の湯を再度利用することすらある。浴槽の湯や洗い場の汚水を砂やセラミックスのフィルターで濾過して汚れを取り除き、ボイラーで加温し、最後に大腸菌、レジオネラ菌などを殺菌するため塩素を混入したうえ再び浴槽に戻すのである。髪の毛やゴミ、表面の脂などが濾過されてい
循環風呂の見分け方... の続きを読む
松尾芭蕉は、温泉に余り興味がなかったようである。各地の温泉を歩いているのに、温泉のことをほとんど書いていない。福島県の飯坂温泉に鯖湖湯という日本でも有数の外湯があり、芭蕉はそこに寄っているのに湯のことについては全然触れていない。他にも鳴子の近くの赤倉温泉を通っているのに、その温泉に入った記録がやはりない。ところが加賀の山中温泉は絶賛しているのだ。ここには一〇日近く滞在したようだが、ここの「菊の湯」
芭蕉が絶賛した山中温泉の外湯... の続きを読む
旅先での宿に日本旅館を敬して遠ざける向きも少なくないし、もっとあからさまに「日本旅館だけは嫌だ」と言い張る友人も多い。その理由は様々ではあるが、「日本旅館でいい思いをしなかった」という体験が大半を占めることだけは共通しているようだ。それは何故なのか。選び方の問題なのか、或いは愉しみ方が間違っていたのか。それらを検証することで、もっと日本旅館に親しみ、愉しむ術を知って欲しいと願うのである。では、そも
旅館を愉しむ術を知って欲しい... の続きを読む
若山牧水は、長い道のりを歩いて温泉旅館に行くと、到着した日は風呂に入らないと書いています。一日目は体を休めて、二日目から湯に浸かるというのですね。現代人はこれを聞くと「何のために温泉に行くのだ?」と思うでしょうが、本来はこれが正しい温泉の入り方。江戸時代などは、湯治場に到着するまでもっと日数がかかりましたから、二日目までは湯に浸からないのが当たり前でした。一日目はまったく湯に触れず、二日目はかけ湯
保養の場としての温泉の正しい利用法... の続きを読む
旦那と結婚して半年後ぐらいに海外旅行に行ったのが韓国だったんですが、当時は韓流ブームの始まりの時代でヨン様目当ての中年の女性が多く旅行に出掛けてたんですが、特に何も関心がなくただ3連休が取れたのでその休みを利用して行ったんですね。ハングルも読めないし英語も出来ないので、個人ツアーを申し込んで運転手さんとガイドさんと、私と旦那の4人で1日行動したんですが、ソウル市内だけでしたら車で移動したら余裕で回
海外旅行で韓国に行った時のガイドさんの話... の続きを読む
現在、我が家には4歳の息子と2歳の娘がいます。子供の成長に伴い、たくさん『家族旅行』に行きたいなと最近よく考えています。しかし、成長したと言ってもまだまだ手がかかる時期ですし、大変な時期でもあります。なので温泉などの静かな場所は無理ですが、テーマパークなどに連れて行ってあげたいなと計画を立てています。しかし、我が家の場合、旦那様の仕事が自営業の手伝いをしているため、休みが不規則であったり、時には全
我が家の『家族旅行』について... の続きを読む